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オールドプルトニー12年の評価|独特な潮気が生む複雑で上品な味わい

”海のモルト” オールドプルトニー 12年の評価とは? ※オールドプルトニーのボトル写真

【本記事にはアフィリエイト広告が含まれます】

オールド プルトニー 12年は、海の香りと複雑な味わいが特徴のシングルモルトウイスキーとして、多くのウイスキーファンから高く評価されています。

この記事では、オールド プルトニー 12年の評価を中心に、その特徴や味わいを詳しく解説し、定価やおすすめの飲み方、ペアリングのアイデアについても紹介、他のラインナップとの違いについても触れていきます。

初めての方から愛好者まで、オールド プルトニー 12年をより深く楽しむための情報をお届けします。

この記事でわかること
  • オールド プルトニー 12年の特徴や味わい
  • 定価やコストパフォーマンスの評価
  • おすすめの飲み方やペアリングの方法
  • 他のラインナップとの違いや魅力
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目次

オールド プルトニー 12年の評価と特徴

出典:SANYO 公式

  • オールド プルトニー 12年の特徴とは
  • オールド プルトニー 12年の味わいとその詳細
  • プルトニー 蒸留所の歴史と魅力
  • オールド プルトニー 12年の定価とコストパフォーマンス

オールド プルトニー 12年の特徴とは

オールド プルトニー 12年は、スコットランド北部に位置するプルトニー蒸留所で作られるシングルモルトウイスキーです。

最大の特徴は、沿岸部で熟成されることで生まれる独特の「潮気」で、この潮風の影響を受けたウイスキーは、海の香りをほのかに感じさせ、他のハイランドモルトとは一線を画す風味を持っています。

さらに、オールド プルトニー 12年は、バーボン樽で12年間熟成され、スムーズな口当たりと複雑な味わいが特徴。

甘さは控えめながら、フルーティーな香りやスパイス感が広がり、全体としてバランスの取れた味わいに仕上がっていて、「マリタイムモルト(海のウイスキー)」とも称され、特に海鮮料理との相性が抜群です。

オールド プルトニー 12年の味わいとその詳細

オールド プルトニー 12年の味わいは、非常に複雑でありながらバランスが取れているのが特徴です。

まず香りは、青りんごや蜂蜜のようなフルーティーで甘い香りが広がり、そこに潮気やほのかなバニラのニュアンスが加わります。この香りの段階で、既にその独自性を感じさせます。

口に含むと、最初に感じるのはミディアムボディのまろやかさで、甘みとともに黒糖やバニラクリームの濃厚な味わいが広がり、その後にビターなスパイス感や軽い塩気が追いかけてきます。

スパイシーさと塩っぽさが絶妙に調和しているので、最後まで飲み飽きないのも魅力です。

プルトニー 蒸留所の歴史と魅力

プルトニー蒸留所は、1826年にスコットランド北部の港町ウィックに設立されました。

港町の海風を活かした蒸留所は、沿岸特有の潮気を含んだその独特な風味のウイスキーを生み出し、オールド プルトニーは、海と共に歩んできた蒸留所として「海のモルト」とも称されています。

その歴史の中で、ウィックでは一時的に禁酒法が施行され、蒸留所も閉鎖される厳しい時期がありましたが、1951年に再開し、今日に至るまでウイスキー造りが続けられています。

もう一つの魅力は、プルトニー蒸留所が使用する独特な形状のポットスチルで、ポットスチルは建物の高さに合わせて切り取られ、これがオールド プルトニー特有のオイリーで深みのある味わいを生む要因となっているのです。

オールド プルトニー 12年の定価とコストパフォーマンス

オールド プルトニー 12年は、700mlのボトルで希望小売価格5,300円(税別)。

この価格帯は、シングルモルトウイスキーの中でも比較的手に取りやすいもので、この価格で、12年という熟成年数とバーボン樽での熟成から生まれる複雑な風味を味わえるのは非常に魅力的です。

スムーズでフルーティーな味わいと、潮気を含んだ独特の風味が特徴のオールド プルトニー 12年は、他のハイランドモルトと比べても、コストパフォーマンスが非常に高いと言えるでしょう。

さらに、同じ価格帯のウイスキーと比較しても、オールド プルトニー 12年は個性的な風味で、ウイスキー初心者から上級者まで満足できる1本です。

ただし、潮気のある風味が苦手な方には、好みが分かれる可能性があるため、初めて購入する場合は注意が必要です。

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オールド プルトニー12年の評価と飲み方

出典:SANYO 公式

  • オールド プルトニー 12年の飲み方:おすすめの提案
  • オールド プルトニー 12年に合わせるペアリング
  • オールド プルトニーのラインナップを紹介
  • オールド プルトニー 12年と他銘柄との違い

オールド プルトニー 12年の飲み方:おすすめの提案

オールド プルトニー 12年は、飲み方によって異なる味わいを楽しめるので、多くのシーンで活躍します。

まず、ウイスキー本来の風味を楽しみたい方には、ストレートがおすすめ。

特に青りんごやバニラ、そして潮気を含んだ複雑な香りと味わいをそのまま堪能できるので、ウイスキーを飲み慣れていない初心者から熟練者まで楽しめる飲み方です。

また、少量の加水も味わい深く、水をほんの少し加えることで、バニラやメープルの甘さが引き立ち、よりスムーズな飲み心地に変化します。

ウイスキーが持つ奥深さをさらに引き出すため、時間をかけてじっくり味わいたい方に向いています。

さらに、ハイボールもおすすめで、炭酸の爽快感がウイスキーの潮気やフルーティーな風味を引き立て、軽やかに楽しめます。

特に食事との相性が抜群で、魚介系の料理や軽めの前菜と合わせると、より一層美味しさが際立つでしょう。

オールド プルトニー 12年に合わせるペアリング

オールド プルトニー 12年は、独特な潮気を含んだ味わいが特徴で、海鮮料理との相性が非常に良いウイスキーです。

例えば、新鮮な刺身や寿司と合わせることで、ウイスキーの潮の香りと海の幸の旨味が絶妙に調和し、豊かな風味のハーモニーが生まれます。

特に白身魚や貝類など、あっさりした味わいの料理がおすすめです。

また、軽く塩味の効いた料理や燻製料理も良くマッチし、例えば、燻製したチーズやサーモンなどは、オールド プルトニー 12年のスパイシーさとオイリーな質感を引き立てるため、深い満足感を得られる組み合わせです。

また、オイリーなテクスチャーを持つこのウイスキーは、ローストしたナッツやビターチョコレートとも相性が良く、食後のデザートとしても楽しめます。

このように、オールド プルトニー 12年は幅広い料理とのペアリングが可能で、特に海鮮や燻製系の料理と合わせるとその真価を発揮します。

オールド プルトニーのラインナップを紹介

オールド プルトニーは、12年を含めて多彩なラインナップが揃っていて。それぞれが異なる熟成年数や樽の影響を受け、独自の風味を持っています。

オールド プルトニー 12年

オールドプルトニー 12年

オールドプルトニー12年は、厳選されたバーボン樽(セカンドフィルアメリカンオーク)にて
熟成させた、プルトニー蒸溜所の代表作ともいえる一本です。

ワームタブ式冷却器など、今では珍しい伝統的な製法で造られ、国際品評会でもゴールドメダルを受賞した最高水準のウイスキーです。

引用:SANYO 公式

オールドプルトニー ハダート

プルトニー初のピーティーなウイスキー

オールドプルトニー誕生の地、ウィックを記念するスモーキーなウイスキー。

セカンドフィルアメリカンオークバーボン樽で熟成した後、ピーティーウィスキーを入れていたバーボン樽でフィニッシュ。

プルトニー特有のノンピート麦芽を使用しながら樽からピーティーな香りを移した「ハダート」は塩分を含んだ海の空気と程よいピートの煙が組み合わさりウイスキーの深みと個性を際立たせます。

引用:SANYO 公式

オールドプルトニー 15年

オールドプルトニー 15年

15年熟成の、最も滑らかでバランスのとれたシングルモルト。

セカンドフィルアメリカンオークのバーボン樽で熟成後ファーストフィルスパニッシュオークのオロロソ樽でさらに熟成。

二つの異なるフレーバーが完璧に調和しています。

リッチな琥珀色から想像される円熟味のあるスパイシーな甘みとプルトニーらしい潮の爽やかな香りが見事に溶け合っています。

引用:SANYO 公式

オールドプルトニー 18年

オールドプルトニー 18年

18年間の熟成に使用された樽の特徴と色をそのまま生かしたとろけるようなウイスキー。

ウイスキーを形作るチョコレートとスパイスの風味を通して贅沢な甘みが広がります。

2020年度「サンフランシスコ・ワールド・ウイスキー・コンペティション」において金賞受賞。

引用:SANYO 公式

オールドプルトニー 25年

オールドプルトニー 25年

四半世紀もの間、ケイスネス海岸の爽やかな海風を浴びながら熟成されたこのウイスキーは、港町の特徴をしっかりと反映させながらも滑らかな味わいです。

アメリカンオークで熟成され、その後シェリー樽により、スパイシーな甘さと深い色が付加されます。

エレガントでカリスマ的なこの素晴らしいウイスキーは、ウィックの町の耐久の精神と、プルトニー蒸溜所の技術への献身を体現しています。

引用:SANYO 公式

オールドプルトニー コースタルシリーズ ピノデシャラント

オールドプルトニー コースタルシリーズ ピノデシャラント

「海のモルト」を掲げるオールドプルトニーと、世界各地の沿岸部で造られるお酒をつなげる新しい試み、コースタルシリーズの第一弾。
バーボン樽での熟成後、フランスボルドー北に位置するシャラントで造られるピノ・デ・シャラントの樽で後熟しています。
オールドプルトニー特有のバニラ、ハチミツの香りに、ピノ・デ・シャラント由来のスパイス、フルーティさが感じられる1本です。

引用:SANYO 公式

オールドプルトニー ストローマ・リキュール

オールドプルトニー ストローマ・リキュール

プルトニー蒸溜所の所長によるレシピで2013年のリリース以来変わらず手作りされるストローマ・リキュールは、シングルモルトであるオールドプルトニーのスパイシーさフルーティな甘みが特長。
食後にストレートやオン・ザ・ロックで飲むのはもちろん、カクテルの材料としても使用できます。

古代ノルド語で「潮の狭間の島」を意味するストローマ。
オークニーとメインランドの間に位置するストローマ島より名前を取りました。

引用:SANYO 公式

これらのラインナップはそれぞれ異なる特徴を持ち、オールド プルトニーの個性を様々な角度から楽しむことができます。

オールド プルトニー 12年と他銘柄との違い

オールド プルトニー 12年は、その独特な潮気とオイリーな質感が他のウイスキーと一線を画しています。

特にハイランド地方のウイスキーでありながら、沿岸部で熟成されることで生まれる海の香りが際立ち、この潮風の影響を受けた味わいは、内陸で熟成される多くのハイランドモルトにはない特徴です。

他のスコッチウイスキーと比較してみると、例えばスプリングバンクのようなピート香の強い銘柄とは異なり、オールド プルトニー 12年にはピートのスモーキーさはほとんど感じられません。

また、同じ潮気を感じる銘柄としてタリスカーがありますが、タリスカーの方がよりスパイシーで、オールド プルトニー 12年の方が全体的にバランスの取れた柔らかい味わになっています。

このように、オールド プルトニー 12年は、スムーズで飲みやすいながらも、海の風味やスパイスが絶妙に調和している点で、他の銘柄と一味違う個性を持っています。

オールド プルトニー 12年の評価:まとめ

この記事のポイントをまとめます。

  • スコットランド北部のプルトニー蒸留所で作られるシングルモルトウイスキー
  • 沿岸部で熟成されるため、独特の潮気を含んだ風味が特徴
  • バーボン樽で12年間熟成され、スムーズで複雑な味わい
  • フルーティーな香りとスパイシーさが調和している
  • 青りんごやバニラ、蜂蜜の香りが広がる
  • 口当たりはミディアムボディでまろやかさが感じられる
  • 黒糖やバニラクリームの味わいが特徴的
  • スパイシーさと塩気がバランスよく調和している
  • 海鮮料理との相性が特に良い
  • 希望小売価格は700mlで5,300円(税別)
  • 価格に対してコストパフォーマンスが非常に高い
  • ストレートや少量の加水で風味を楽しむのが推奨される
  • ハイボールにすると爽快感が増し、食事にも合う
  • 他のハイランドモルトにはない海の風味が特徴的
  • スプリングバンクやタリスカーと比較しても、独自の柔らかさがある
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