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赤霧島と黒霧島の違いを知る!芋の種類と異なる麹が生み出す個性とは

赤霧島と黒霧島の 違いとは?! 芋と麹が 生み出す個性

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焼酎霧島は、多彩なラインナップと豊かな味わいで多くの人に親しまれている本格芋焼酎ブランドで、その中でも、赤霧島と黒霧島は特に人気が高く、それぞれ異なる特徴を持っています。

この記事では、赤霧島と黒霧島の違いに注目し、使用される原料や麹、酒造のこだわりを解説しながら、味の違いや値段、飲み方のポイント、料理とのペアリング方法など、赤霧島と黒霧島の違いを詳しく紹介します。

焼酎選びに迷ったときや、霧島の魅力をもっと知りたい方は、ぜひ参考にしてください。

この記事でわかること
  • 赤霧島と黒霧島が使用する原料や麹の違いと、それが味わいに与える影響
  • 赤霧島の華やかな香りと黒霧島の重厚な味わい、それぞれの特徴と魅力
  • 赤霧島と黒霧島に適した飲み方や、料理とのペアリング方法
  • 赤霧島と黒霧島の値段や購入のしやすさ、過去から現在の入手状況の変化
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目次

赤霧島と黒霧島の違いは原料と麹にあり

赤霧島と黒霧島の違いは原料と麹にあり
  • 焼酎「霧島」の特徴と人気の理由
  • 霧島を生み出す酒造とは
  • 赤霧島と黒霧島の主原料の違い
  • 白麹と黒麹、それぞれの特性
  • 赤霧島の華やかな香りと黒霧島の重厚な味わい
  • 糖質ゼロで健康志向にも嬉しい霧島焼酎

焼酎「霧島」の特徴と人気の理由

焼酎「霧島」は、多くの人に愛される本格芋焼酎ブランドです。

その最大の特徴は、芋焼酎特有の香りと風味を持ちながらも飲みやすいバランスの取れた味わいにあり、特に「黒霧島」は、しっかりとしたコクとキレのある後味が楽しめると評価されています。

一方、「赤霧島」はフルーティーで華やかな香りが特徴で、芋焼酎の新たな可能性を広げた商品。

これらの特徴を支えているのが、使用されるさつまいもや麹、そして仕込み水です。霧島酒造では主に九州産のさつまいもを使用し、新鮮で高品質な原料が厳選されています。

また、霧島連山の地下水「霧島裂罅水(れっかすい)」を使用することで、雑味のないピュアな仕上がりを実現しています。

焼酎「霧島」はラインナップも豊富で、「白霧島」や「茜霧島」などさまざまな商品があり、飲み方や好みに応じて選ぶ楽しみがあるのも人気の理由。

このように、品質への徹底したこだわりと多彩な選択肢が、霧島ブランドの評価を高めているのです。

霧島を生み出す酒造とは

霧島を生み出す酒造とは

出典:霧島酒造株式会社 公式

霧島を製造しているのは、宮崎県都城市にある霧島酒造株式会社です。

創業は1916年(大正5年)と歴史が古く、長年にわたり焼酎づくりを続けてきた老舗の酒造で、この酒造が日本国内で高い知名度を誇るのは、伝統を守りながらも常に新しい技術を取り入れている点にあります。

例えば、霧島酒造では伝統的な杜氏制度を廃止し、近代的な設備を活用して生産性を高めつつ品質を維持する体制を整えていて、黒麹仕込みや独自の発酵技術を駆使して、焼酎の多様な味わいを生み出しています。

さらに、霧島酒造は地域との連携も大切にしており、地元で生産されるさつまいもを主原料に使用し、この取り組みによって、地域社会への貢献も果たしています。

こうした背景から、霧島酒造が製造する焼酎は、品質の高さだけでなく地元の恵みと酒造のこだわりが詰まった商品として、多くの人々から信頼されています。

赤霧島と黒霧島の主原料の違い

赤霧島と黒霧島の最大の違いの一つは、主原料として使用されるさつまいもの種類にあります。

赤霧島では「ムラサキマサリ」と呼ばれる紫芋が使われ、これが赤霧島の華やかな香りとフルーティーな味わいを生み出していて、一方で黒霧島は「コガネセンガン」という白芋が主原料。この品種は芋焼酎に適したさつまいもで、コクのある深い味わいを特徴としています。

ムラサキマサリはアントシアニンを多く含む特別な品種で、発酵中に「もろみ」が鮮やかな赤色になることで知られています。この赤色は製品には残りませんが、風味に気品を与える重要な要素となっています。

一方、コガネセンガンはその均整の取れた甘味と芋の風味を持ち、黒霧島の特徴的な濃厚さを引き出します。

このように、使用されるさつまいもの違いが赤霧島と黒霧島の味や香りに大きな影響を与え、それぞれの個性を生み出しているのです。

白麹と黒麹、それぞれの特性

赤霧島と黒霧島の違いは主原料だけでなく、使用する麹にもあります。

赤霧島には白麹が、黒霧島には黒麹が使用され、それぞれが焼酎の味や香りに異なる特徴をもたらしています。

白麹は、発酵中にクエン酸を多く生成するため雑菌が繁殖しにくく、仕上がりがさっぱりとした爽やかな味わいになるのが特徴。赤霧島に使用される白麹は、ムラサキマサリのフルーティーな香りを引き立て、軽やかで飲みやすい焼酎を生み出します。

一方で黒麹は、発酵中に豊かな香りと旨味成分を生み出し、濃厚で力強い味わいに仕上げるのが特性です。黒霧島では、この黒麹の特性を活かし、深いコクとキリッとした後味を楽しめる焼酎が作られています。

このように、白麹と黒麹はそれぞれ異なる味わいの個性を引き出し、赤霧島と黒霧島の個性を際立たせる重要な役割を果たしていて、麹の違いを意識して飲み比べることで、焼酎の奥深さをさらに楽しむことができるでしょう。

赤霧島の華やかな香りと黒霧島の重厚な味わい

赤霧島と黒霧島は、それぞれの香りと味わいの個性が明確に異なる点が魅力。

赤霧島

赤霧島はフルーティーで華やかな香りが特徴で、ワインを思わせるような気品を感じる焼酎。

この香りは、主原料であるムラサキマサリ(紫芋)と白麹の組み合わせによって生み出されており、初めて芋焼酎を飲む方にも好まれやすい軽やかさを備えています。

飲み口は澄んだ甘味があり、さっぱりとしていながらも満足感のある味わいです。

赤霧島
黒霧島

黒霧島

一方、黒霧島は深みのある重厚な味わいとコクが特徴。

黒麹によって引き出されるトロリとした甘味と、キリッとした後味が絶妙なバランスを保っています。

このコクのある味わいは、芋焼酎らしい濃厚さを求める方に特に支持されていて、香りは控えめでありながらも奥行きがあり、食事との相性が良いのも魅力の一つです。

これらの違いを楽しむために、赤霧島はロックや炭酸割り、黒霧島はお湯割りや水割りといった飲み方で、それぞれの個性を最大限に引き出すことをおすすめします。

糖質ゼロで健康志向にも嬉しい霧島焼酎

霧島焼酎は、糖質ゼロという点でも注目されています。

これは、焼酎が蒸留酒であることによるもので、製造過程で糖質が取り除かれるため。

この特性により、糖質を控えたい健康志向の方やダイエットを意識している方にも適したお酒と言えます。

さらに、赤霧島や黒霧島はそのまま飲んでも美味しく、水や炭酸で割ることでさらにカロリーを抑えることが可能で、例えば、炭酸水で割ったハイボールは、爽快な飲み口でありながら低カロリーな飲み方の代表例です。

ただし、アルコールそのものにはカロリーがあるため、適量を守ることが大切です。

また、飲み過ぎは体調を崩す原因にもなるため、健康的に楽しむためには飲む頻度や量に注意しましょう。

糖質ゼロで健康志向にも嬉しい霧島焼酎

このように、霧島焼酎は健康志向をサポートする一方で、楽しむ上での節度も必要です。

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赤霧島と黒霧島の違いを楽しむポイントと選び方

赤霧島と黒霧島の違いを楽しむポイントと選び方
  • 茜霧島と黒霧島の違いも解説
  • 霧島焼酎のラインナップと味わいの違い
  • 赤霧島の価格帯と入手のしやすさ
  • おすすめの飲み方で引き出す赤霧島の魅力
  • 料理と焼酎のペアリングを楽しむコツ
  • 霧島のレアな一品とは?

茜霧島と黒霧島の違いも解説

茜霧島と黒霧島は、原材料や製造方法が異なることで、それぞれ独自の味わいを持っています。

茜霧島

茜霧島

茜霧島の最大の特徴は、南国フルーツを思わせるフルーティーな香りで、これは、主原料として使用されるオレンジ芋「タマアカネ」と黒麹の組み合わせによって生まれます。

茜霧島は桃やオレンジのような華やかさを感じる香りと、軽快でさっぱりとした後味が特徴。

一方、黒霧島は前述の通り「コガネセンガン」という白芋を原料に使用し、伝統的な黒麹仕込み。

飲み方としては、茜霧島は炭酸割りやロックが香りを引き立てるためおすすめで、黒霧島はお湯割りや水割りで、そのコクを最大限に楽しむことができるでしょう。

このように、茜霧島と黒霧島はそれぞれ異なる個性を持ち、用途やシーンに応じて選べる楽しさがあります。

霧島焼酎のラインナップと味わいの違い

霧島焼酎には、多彩なラインナップが揃っており、それぞれ異なる特徴を持っています。

「黒霧島」「赤霧島」「白霧島」「茜霧島」のほか、「虎斑霧島」や限定品の「SUZUKIRISHIMA」などもあり、それぞれが異なる原料や麹を使用しており、味わいや香りに大きな違いがあります。

白霧島は、白麹仕込みによるまろやかで柔らかな口当たりが魅力で、初心者にも親しみやすい銘柄。

また、虎斑霧島は黒麹と黄麹を組み合わせた独特な製法による、クリアで奥行きのある風味が楽しめます。

虎斑霧島

黄麹と黒麹の奇跡のコラボレーション

清酒の醸造に用いられる黄麹と黒霧島の醸造にも用いられている黒麹を用いて、霧島酒造独自の三段仕込みで丹念に醸し出した本格芋焼酎。がるっとキレのあるナチュラルな苦みと、ふわっと広がる華やかな香りが特長です。

引用:霧島酒造株式会社 公式

さらに、新感覚のエアリアルテイストと評されるSUZUKIRISHIMA。

SUZUKIRISHIMA

さわやかに かろやかに どこにでもいける
「エアリアル」な味わい

華やかさを生むさつまいも「スズコガネ」とフルーティーな香りをもたらす「エアリアル酵母」、 味に奥行きを与える「ふわり玄米」を使用した本格芋焼酎。洋梨のような香りと、軽快な口当たりと深みのあるうまみが特長の「エアリアルテイスト」を実現しました。

引用:霧島酒造株式会社 公式

このように、霧島焼酎は幅広い選択肢を提供しており、好みやシーンに合わせた楽しみ方ができる点が大きな魅力。初心者から焼酎愛好者まで、それぞれのニーズに応じた一本を見つけることができるでしょう。

赤霧島の価格帯と入手のしやすさ

赤霧島は、一般的な芋焼酎に比べてやや高価ですが、それでも手が届きやすい価格帯で販売されています。

たとえば、900mlの瓶入りは希望小売価格1,250円(税別)、1.8Lは2,370円(税別)。この価格帯は特別感を感じつつも、日常的に楽しめる絶妙なラインです。

かつては年に2回の限定販売品であったため「幻の焼酎」とも呼ばれ、入手が困難でしたが、現在では通年販売となり、スーパーや酒屋、コンビニでも見かけることが多くなっています。

そのため、比較的手軽に購入することが可能です。また、オンラインショッピングを活用すれば、確実に手に入れることができるのも大きな利点です。

ただし、人気商品であるため需要が高く、特に年末年始や贈答用として需要が増える時期には品薄になることがあります。このようなタイミングを避けて購入するか、見つけた際には早めに確保するのがおすすめです。

おすすめの飲み方で引き出す赤霧島の魅力

赤霧島は、そのフルーティーな香りと澄んだ甘味を最大限に楽しむために、いくつかのおすすめの飲み方があり、飲み方を工夫することで、赤霧島の個性がより際立ちます。

まずおすすめなのがロック。

グラスに氷をたっぷりと入れ、赤霧島を注ぐことで、冷やされることで香りがより引き立ち、すっきりとした味わいを楽しめます。

特に暑い季節にはぴったり。

ロック
ハイボール

次に炭酸割り(ハイボール)は、華やかな香りを際立たせ、爽快感のある飲み口を楽しめます。

割合は炭酸水と赤霧島を1:2がおすすめ。

食事中に飲む場合にも、この方法はさっぱりと味わえるため相性が良いでしょう。

また、お湯割りは赤霧島の深みを引き出します。

温めることでフルーティーな香りが一層広がり、優しい甘味が強調され、リラックスしたい夜や寒い季節に適した飲み方です。

お湯割り

最後に、バニラアイスにかけるというユニークな楽しみ方もあります。デザート感覚で楽しむことで、大人のスイーツとしての魅力を堪能できます。

それぞれのシーンに合わせた飲み方で、赤霧島の多彩な魅力を存分に味わってみてください。

料理と焼酎のペアリングを楽しむコツ

焼酎は食事との相性が良く、適切なペアリングを選ぶことで料理の美味しさをさらに引き立てます。

チーズや生ハム

まず、焼酎の持つ特徴を理解することがポイント。

たとえば、赤霧島のようなフルーティーで華やかな焼酎は、チーズや生ハムといったワインに合うような食材と相性抜群です。

これらの旨味と赤霧島の香りが調和し、ワンランク上の食体験を楽しめます。

一方で、黒霧島のようにコクがあり重厚な味わいの焼酎は、揚げ物や煮物、焼き鳥などの濃い味付けの料理に適しています。

焼酎のキレが、脂っこさを和らげ、食事を爽やかに楽しむことができます。

揚げ物や煮物、焼き鳥

また、茜霧島のようにフルーティーで軽やかな焼酎は、ハーブを使った魚料理やフルーツサラダとよく合います。この組み合わせにより、料理と焼酎の爽やかさが互いを引き立てます。

ペアリングを楽しむ際には、焼酎の飲み方にも注意を払いましょう。例えば、炭酸割りやロックはさっぱりとした料理と相性が良く、お湯割りは煮込み料理や和食と合わせると深い味わいが楽しめます。

料理と焼酎の特性を理解し、さまざまな組み合わせを試してみることで、自分だけのペアリングを見つける楽しみが広がるでしょう。

霧島のレアな一品とは?

霧島の焼酎の中でも、レアな一品として注目されているのは「限定商品」や「エリア限定商品」に位置づけられる銘柄。これらは一般的な霧島のラインナップとは異なり、限られた地域や期間でしか手に入らないため、焼酎ファンから特別な関心を集めています。

例えば、「虎斑霧島(とらふきりしま)」はその代表格といえます。この焼酎は黄麹と黒麹を組み合わせて醸造される独自の製法で作られ、麹の色合いから「虎斑」という名が付けられました。

数量限定のため、見つけたら購入を検討する価値があります。味わいは芋焼酎特有のクセが抑えられ、クリアな後味が特徴で、芋焼酎初心者でも楽しみやすい点が魅力です。

また、首都圏限定で販売される「KIRISHIMA No.8」も興味深い一品。この焼酎は霧島酒造が開発した特別なさつまいも「霧島8」を原料として使用しており、マスカットやみかんのようなフルーティーな香りを持っています。

特定の地域でしか購入できないため、希少価値が高いだけでなく、お土産としても喜ばれる商品です。

一方で、こうしたレアな一品を探すには、販売エリアや時期をしっかり把握しておく必要があります。数量が限られている分、購入を逃してしまうことも少なくありません。そのため、見かけた際には迷わず手に取ることをおすすめします。

レアな霧島の一品は、焼酎の新しい一面を発見する楽しみを提供してくれます。どれも個性豊かな味わいなので、自分に合う一本を見つける過程もまた醍醐味の一つです。

赤霧島と黒霧島の違いを徹底解説:まとめ

この記事のポイントをまとめます。

  • 赤霧島は紫芋「ムラサキマサリ」、黒霧島は白芋「コガネセンガン」を主原料とする
  • 赤霧島には白麹、黒霧島には黒麹が使用される
  • 赤霧島はフルーティーで華やかな香りが特徴
  • 黒霧島は深みのあるコクとキリッとした後味が特徴
  • 赤霧島は初心者にも飲みやすい軽やかさがある
  • 黒霧島は芋焼酎らしい濃厚な味わいが楽しめる
  • 赤霧島はロックや炭酸割りに適している
  • 黒霧島はお湯割りや水割りで個性を引き出せる
  • 赤霧島は鮮やかな赤色を持つ「もろみ」が発酵過程で現れる
  • 黒霧島は伝統的な黒麹仕込みで旨味成分を引き出す
  • 赤霧島はワインを思わせる香りで女性人気が高い
  • 黒霧島は脂っこい料理や濃い味付けの料理と相性が良い
  • 赤霧島は現在通年販売され入手しやすい
  • 黒霧島は幅広いラインナップの中でも定番として親しまれている
  • 麹と原料の違いが両者の味や香りの個性を決定づけている
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