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ビールに氷を入れるのはありかなしか?氷を入れずに冷やす方法も解説

テーブルの上に置かれた、氷が入ったグラスビール。

【本記事にはアフィリエイト広告が含まれます】

一生懸命に働いて喉カラカラで帰ってきて冷蔵庫をあけたら、楽しみにしていたビールが冷えてない!なんてことはないですか?

かといって氷を入れて飲むなんて邪道だし、そもそも味が薄くなるし炭酸も抜ける(気がする)・・・。

でも、クラブのお姉さん達はビールに氷を入れて飲んでるし、やったことないだけで、案外いけるかもしれませんね。

そこで今回は、ビールに氷を入れるか入れないか問題を深掘りします。

多くの人が疑問に思う「ビールに氷を入れない理由」から、「ビールをで冷やす」最適な方法まで、幅広く解説。

また、世界各国で異なる「ビールに氷を入れる国」の習慣や、ビールに氷を「入れる」か「入れない」かの文化的背景まで、ビールと氷の関係を探求します。

この記事でわかること
  • ビールに氷を入れることのメリットとデメリット
  • 氷を入れずにビールを冷やす方法
  • 世界各国におけるビールと氷の使用習慣
  • 氷でビールの味わいがどのように変化するか
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目次

ビールに氷を入れる文化とその理由

氷が入ったグラスビールを真上から見た様子。

世界に目を向けると、ビールに氷を入れるかどうかは、国や地域によって異なります。

一部の国では、氷を入れて飲むのが一般的な習慣になっている一方で、伝統的なビールの味わいを重視する国では、氷を入れず適度に冷やして飲むのが普通です。

  • ビールに氷入れる国の習慣と特徴
  • なぜビールに氷を入れるのか?国別の違い
  • ビールと氷の国別比較:アジアとヨーロッパの違い
  • ビールに氷を入れることのメリット・デメリット
  • ビールに氷を入れて飲んでみた:忖度なしレビュー
  • ビールに氷入れない理由:伝統的なビールの味わい

ビールに氷入れる国の習慣と特徴

特に東南アジア地域では、ビールに氷を入れる飲み方は広く普及しています。

この地域の気候は一年を通じて高温多湿で、冷蔵庫などの冷却設備が家庭や飲食店においても十分ではないことが多く、ビールを冷やす手段として、氷が使われるのです。

これらの地域では、ビールに氷を入れて飲むことが日常的になっていて、屋外の暑い中でもビールを冷たく飲める方法になっています。

ただし、この慣習は地域によって異なり、ヨーロッパや北米では一般的ではありません。

なぜビールに氷を入れるのか?国別の違い

ビールに氷を入れて飲む習慣は、国や文化によって大きく異なります。

この習慣が見られる主な理由は、ビールを効果的に冷やすためですが、それぞれの国の気候、社会的な習慣、ビールの種類などに深く関わっています。

たとえば、日本ではビールに氷を入れる習慣はなく、ビールは冷蔵庫で冷やしてから飲むことが一般的です。

これは、日本のビール文化が、ビール本来の風味や泡立ち、キレを重視するためで、氷を入れることでビールの味が変わるため避けられています。

一方で、タイ、ベトナム、シンガポールといった東南アジアの暑く冷蔵設備が十分でない地域では、ビールに氷を入れて飲む習慣が広く見られ、レストランで普通にビールを注文すると缶ビールと氷入りのグラスが運ばれてきたりします。

このように、ビールに氷を入れるかどうかは、その地域の気候、文化、ビールの種類や個人の好みに大きく左右される習慣で、ビールの楽しみ方の一つと言えるでしょう。

ビールと氷の国別比較:アジアとヨーロッパの違い

アジアとヨーロッパでは、ビールと氷の使い方に顕著な違いが見られます。

前述の通り、アジアの特定の地域、特に東南アジアでは、暑い気候条件のためにビールに氷を入れて飲むことが一般的。

一方、ヨーロッパではビールに氷を入れて飲む習慣はほとんど見られません。

ヨーロッパには古くからのビール文化が根強く、ビールの風味や伝統的な製造方法が重視され、特に、クラフトビールや地ビールなど、独自の風味を持つビールが多いため、氷を入れることによる風味の変化は好まれません。

ヨーロッパのビール愛好家の間では、ビールは適切な温度で楽しむべきものという考え方が一般的で、常温で飲まれているビールも存在します。

ビールに氷を入れることのメリット・デメリット

メリット

ビールに氷を入れて冷たくするのは、すぐできて簡単という点では大きなメリットです。

今すぐ飲みたいけど冷やすのを忘れていたとか、ぬるいビールは飲みたくないとか・・・、今すぐ冷たいビールを飲みたい時、氷を入れるのは素早くビールを冷やす手段となります。

デメリット

しかし、いくつかの欠点も存在し、最もわかりやすいのは、氷が溶けるにつれてビールが薄まってしまう点。

ビール本来の味わいや風味、アルコール度数が弱まり、特有の旨みやその繊細な味わいを損ないます。

また、氷を入れることによってビール本来の泡立ちが減り、飲み応えや口当たりが変わってしまいます。

これらのメリットとデメリットを考えると、ビールの品質や風味を最大限に楽しむためには、冷蔵庫などでしっかり冷やしてから飲むのがおすすめです。

ビールに氷を入れて飲んでみた:忖度なしレビュー

ビールに氷を入れて飲むと、実際どのような味わいになるのか?

常温で保管しておいたビールに氷を入れて飲んでみました。

サッポロビール黒ラベル缶と、氷の入ったグラス。

まず、グラスに氷を入れ、ビールを静かに注ぎます。

ビールはサッポロ黒ラベル。

熱烈なファンも多い、1989年に生まれた歴史のあるおいしいビールです。

完璧な生ビールを。

生のうまさにこだわり続ける黒ラベルだからこそ、常に、目指すのは「完璧」なうまさ。
何杯飲んでも飲み飽きない、
ビール好きの大人たちに愛されるビールへ。

引用:サッポロビール株式会社 HP
氷の入ったグラスに注がれたビールと、サッポロ黒ラベル缶。

本来、サッポロビール黒ラベルは、クリーミーで繊細な泡が特徴で、その泡はグラスに注いでも最後までビールの美味しさを完璧にしてくれます。

しかし、氷を入れたグラスに350ml缶を全部注ぐと、冷蔵庫で冷やしたビールとは違い、見た目ではっきりわかるほど、泡のキメが粗くなりました。

見た目にも美味しそうには見えません。

半分飲み干した、氷入りのビールとサッポロ黒ラベル缶。

一口飲んでみると、氷を入れているので、冷たくなっていますが、炭酸が抜けていて、水っぽいです。

ビールに求める「爽快な喉越し」は感じられません。

飲み進めると、グラスを傾けるたびに味が薄まって、さらに炭酸も抜けていく感じです。

半分も飲むと泡はほとんどなくなりました。

ここまでくるとビールとは別の飲み物という印象。

完全に飲み干して、氷だけが残っているグラスと、横で転がっているサッポロ黒ラベル缶。

氷が溶けて薄まっていくので、最後の方は味も香りもしませんでした。

マズい。

氷を入れて冷たくするよりも、常温で飲んだ方が美味しかったかもしれません。

結論:ビールに氷を入れて飲むと、味も香りも薄くなり、炭酸も弱くおいしくない。
※個人の感想です。

ビールに氷入れない理由:伝統的なビールの味わい

ビールの伝統的な味わいを尊重し、その本質を堪能するためには、適度に冷やし、氷を入れずに飲むのがいいでしょう。

ビールに氷を加えると、本来の繊細な風味や香り、そして泡立ちが影響を受けるため、おすすめしません。

特に、クラフトビールや地ビールのように、特定の風味を楽しむことを目的としたビールでは、氷を加えることでその独特な特徴が損なわれてしまいます。

クラフトビールは、使用されるホップや麦芽、醸造方法によって、多種多様な味わいや香りを持ち、これらの繊細な要素は適切な温度で楽しむことで最大限に引き出されます。

氷を入れると、これらの特性が薄まり、ビールが意図した味わいを失う可能性があります。

伝統的なビールの味わいを楽しむ際には、氷は入れず、適切な温度に冷やして飲むのがおすすめです。

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ビールを氷で冷やすテクニックとその影響

大量の氷で冷やされている、大量のハイネケンビール(瓶)

ビールを氷で冷やす場合は、いくつかのテクニックがあります。

適切に行えば、ビールを素早く冷やすことができますが、一方で冷やしすぎはビールの味わいに影響を与える可能性もあります。

  • ビールを氷で冷やす方法とその効果
  • ビールの急速冷却:氷と塩を利用した早い冷やし方の裏技
  • ビール 氷の代替品としてのウイスキーストーンの使用法
  • 真空断熱タンブラーを使ったビールの楽しみ方
  • ビールを冷やす上での温度管理の重要性
  • ビールの飲み頃温度と氷の使い方

ビールを氷で冷やす方法とその効果

ビールを外側から氷で冷やす方法は、キャンプやバーベキューなど、イベントでは便利です。

やり方は、ビールの缶やボトルを大きな器に入れた氷水に浸して冷やします。

メリットは、ビール全体を均一に冷やすことができる点で、ビールを飲み頃の温度へ素早く冷やすことができます。

さらに、ビールを回転させることが、全体を均一に冷やすコツです。

ビールの急速冷却:氷と塩を利用した早い冷やし方の裏技

小さいすり鉢に入った粗塩。

ビールを素早く冷やす方法として、塩を加えた氷水を使う裏技があります。

科学的な原理は、塩が氷の融点を下げる性質を持つことによるもので、通常の氷水だけでは0℃近くまでしか冷えませんが、塩を加えることで氷点下まで温度を下げることができ、ビールをより速く冷やすことができるようになります。

この冷やし方のポイントは、適量の塩を氷水に加えることで、目安として、氷水1リットルに対して約30〜50グラムの塩が適量です。

氷水に塩を加えてビールの缶やボトルを沈め、5分から10分程度でビールが飲み頃の温度になります。

また、冷やした後は缶やボトルに付いた塩分を拭き取ることも大切で、これには清潔な布やペーパータオルを使いましょう。

効率的に冷やすには、ビールの缶やボトルを回転させることがコツで、ビール全体が均等に冷やされます。

この方法なら、冷やすのを忘れていた時など、いつでも冷たくておいしいビールを楽しむことができます。

ビール 氷の代替品としてのウイスキーストーンの使用法

ウイスキーストーンは、ビールを冷やす時、氷の代わりとして使えます。

ウイスキーストーンは、非多孔性の天然石かステンレススチールでできていて、冷凍庫で十分に冷やしてから使い、ビールグラスに数個入れることで、緩やかに冷やすことができます。

ウイスキーストーンの最大の利点は、溶けることなくビールを冷たくできることで、ビールが水っぽく薄まることがないという点。

これにより、ビール本来の風味を損なうことなく、冷たくすることができます。

真空断熱タンブラーを使ったビールの楽しみ方

真空断熱タンブラーは、ビールを長時間冷たいままにできる優れもの。

このタンブラーの特徴は、内部と外部の間に真空の層を持つ構造で、この真空層が外部の温度変化からビールを守り、ビールの温度を一定に保つ役割を果たします。

この技術により、ビールが外気温に影響されにくくなり、長時間冷たさを保つことができるのです。

使い方は簡単で、冷やしたビールをタンブラーに注ぐだけ。

タンブラーの断熱性能により、ビールは数時間にわたって冷たい状態を保つことが可能になります。

ただし、真空断熱タンブラーはビールを冷やす機能は持っていないため、適温に冷やしたビールを注ぐことが大切です。

ビールを冷やす上での温度管理の重要性

ビールの味わいは、その冷やし方で大きく左右され、繊細な風味や香りを完全に味わうためには、種類ごとに最適な温度で飲むことが大切です。

温度はビールの風味や泡立ち、口当たりに直接影響を及ぼし、適切な温度で飲むことでビール本来の特性を最大限に楽しむことができます。

ビールを保管するには直射日光や高温を避けることが重要で、冷やす際には、冷蔵庫の温度設定に注意することが大切です。

ビールの飲み頃温度と氷の使い方

氷でビールを冷やす際は、そのビールの種類に適した温度に冷やすことが重要で、冷やし過ぎると、せっかくの風味や香りが抑えられ、本来のおいしさを味わえなくなることもあります。

例えば、エールビールはラガービールよりも若干高めの温度で飲むのがおすすめ。

個人の好みにもよりますが、理想的な飲み頃温度は通常10℃から13℃程度とされていて、その豊かな香りや繊細な風味を楽しむことができます。

一方で、ラガービールの場合は6℃から8℃が適温とされていて、ラガービール特有のクリーンで爽やかな味わいが引き立ちます。

氷を使う時は、氷水にビールを浸す時間に気を付け、丁度よく冷えたらすぐに取り出すことがポイントです。

ビールに氷を入れるのはありかなしか?:まとめ

この記事のポイントをまとめます。

  1. ビールに氷を入れると味が薄まり炭酸が抜ける
  2. 東南アジアではビールに氷を入れる習慣がある
  3. ビールに氷を入れると酔いにくく、ゲップが出にくい
  4. ビールを氷で冷やす際には冷却時間の管理が重要
  5. 氷水でビールを冷やすと迅速に冷える
  6. ウイスキーストーンはビールを薄めずに冷やせる
  7. 真空断熱タンブラーでビールを長時間冷たく保持できる
  8. ビールの種類によって最適な飲み頃温度が異なる
  9. 塩を加えた氷水でビールを急速冷却できる
  10. ビール本来の味わいを楽しむなら氷は入れない方が良い
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