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日本酒の保存のついて悩んでいませんか。
一升瓶が大きすぎてじゃまになってるけど、冷蔵庫には入らない。
冷蔵庫じゃないところで保管して、味(品質)が変わったりしないかな・・・など。
この記事では、日本酒をペットボトルに移し替えて保存する方法を解説します。
- 日本酒をペットボトルに移し替えて保存する方法はありか?なしか?
- 日本酒の品質を維持するためのペットボトルの選び方と保存条件
- ペットボトルを使用する際の日本酒の種類とそれに適したボトルの特性
- 日本酒をペットボトルで保存する際の温度管理とその効果的な方法
日本酒をペットボトルに移し替えての保管はあり?
日本酒をペットボトルに移し替えての保存は「あり」です。
- ペットボトルに移し替えるメリット
- 日本酒を入れるペットボトルの選び方
- ペットボトルで保存する際の注意点
- 日本酒移し替え:ミニボトルを活用する方法
- ペットボトルへの移し替え手順
- 日本酒をペットボトルで保存するときの温度管理
ペットボトルに移し替えるメリット
日本酒をペットボトルに移し替えるメリットはいろいろあります。
まず、一升瓶のままだと重さ、保管場所などいろいろ困ることがありますが、例えば2Lのペットボトルに移し替えた場合、一升(1.8L)は全部入るので、冷蔵庫のドアポケットで保管することができます。
日本酒はデリケートで、太陽光や高温にさられれると品質が劣化してしまうため、冷暗所で保存するのが良いとされています。
そういう意味でも冷蔵庫は理想的な保管場所です。
また、重いガラス瓶と違い、取扱いやすさもポイントで、片手で持てたり、割れる心配もありません。
500mlのペットボトルだともっと扱いやすいのでおすすめです。
日本酒を入れるペットボトルの選び方
日本酒を入れるボトルは、水か炭酸水が入っていたペットボトルが最適。
ジュースや炭酸飲料でもきれいに洗浄すれば大丈夫ですが、これを怠ると大切なお酒が雑菌に汚染されてしまうので注意が必要です。
通常日本酒の瓶は紫外線を遮るために茶色や緑色など色付きになっていますが、そもそもペットボトルに移し替えた後は冷蔵庫で保管できるので、ペットボトルは透明のもので構いません。
容量については、500ml〜1Lがおすすめですが、自分が使いやすいものを選べば良いと思います。
ペットボトルで保存する際の注意点
日本酒をペットボトルに移し替えて保存するには、注意点があります。
まずは、十分に洗浄され、完全に乾燥させた清潔なペットボトルを使用すること。
そして次に、直射日光や高温多湿を避けること。
それらを避けるため、移し替えた後は冷蔵庫で保管すれば大丈夫です。
日本酒移し替え:ミニボトルを活用する方法
最近では、飲みきりサイズの日本酒ミニボトルが人気です。
各社から150ml〜300mlなど飲み切りタイプのミニボトルが発売されているので、これらのボトルを活用するのも一つの方法です。
かわいいボトルが多く、瓶タイプもあるので、移し替える前には煮沸消毒も可能です。
ペットボトルへの移し替え手順
日本酒のペットボトルへの移し替えは以下の手順がおすすめです。
例として、一升瓶を500mlのペットボトル4本に移し替える場合について説明します。
〈用意するもの〉
- きれいに洗浄し、完全に乾いたペットボトル(500ml×4本)
- じょうご(洗浄済みのもの)
一升瓶からペットボトルに直接入れるのには無理があるので、じょうごを使ってこぼさないように静かに入れていきます。
入れ終わったら、キャップをしっかりしめ、残りの3本も同じように注ぎます。
最後の1本は300mlになるので、一番最初に飲むようにするといいです。
移し替えが終わったら、ペットボトルに日付や銘柄を書いたメモを貼っておくと便利で、飲むのに時間がかかりそうな場合はキャップをラップでぐるぐる巻きにしておくと酸化を防ぐ意味でもいいでしょう。
日本酒をペットボトルで保存するときの温度管理
日本酒には種類があって、普通酒、純米酒、本醸造酒などは常温保存が可能ですが、開栓してペットボトルに移し替えると、一旦空気にふれることになるので、冷蔵庫で保管し、なるべく早めに飲みましょう。
日本酒は5〜10℃くらいの冷蔵保存が望ましいとされているので、冷蔵庫の野菜室(4〜9℃くらい)に立てて保管するといいでしょう。
立てることでキャップ部分に日本酒が直接触れず、味の劣化を防ぐことができます。
生酒など「火入れ」をしていない日本酒は冷蔵庫でも劣化することがあるので、氷温保存が理想です。
日本酒をペットボトルに移し替える:ボトルの選び方
- 容量に応じた ペットボトルの使い分け
- ペットボトル保存に適した日本酒の種類
- ペットボトル保存に向かない日本酒
- ペットボトルの洗浄方法
- 日本酒をペットボトルで長期保存するポイント
- ペットボトルで保存した日本酒:味の変化について
容量に応じた ペットボトルの使い分け
普段飲み用なら、500mlや1Lのペットボトルが早く飲み切れるので便利。
また、毎日飲み切ってしまいたい方なら、180ml〜300mlのミニボトルがおすすめです。
500ml以下のサイズのボトルで、その日のうちに、または数日間で飲み切ってしまえる量だと味わいも風味も変わりにくく、じっくり日本酒を楽しめるのではないでしょうか。
ペットボトル保存に適した日本酒の種類
ペットボトルでの保存に向いている日本酒は、火入れ処理された普通酒や、本醸造酒などです。
また、普通酒であっても、ペットボトルでの保存には適していますが、開封後はなるべく早い期間で飲み切ってしまうことが理想です。
日本酒は、米の風味や香りが特徴であり、長期間の保存によってその魅力が損なわれることがあるからです。
ペットボトル保存に向かない日本酒
生酒や精米歩合の高いタイプの日本酒は、ペットボトルではなく専用の容器での冷蔵保管が望ましいと言えるでしょう。
生酒は特に、開封後は速やかに飲み切ることがおすすめです。
ペットボトルの洗浄方法
移し替えた日本酒の品質を保つために、ペットボトルの洗浄は大切です。
まず、食品に安全な中性洗剤を使い(食器洗い洗剤でOK)、ボトル内部に洗剤を入れ、適量の水を加えた後、哺乳瓶を洗うようなスポンジで内側を丁寧に洗います。
特にボトルの底や角の部分は汚れが溜まりやすいため、注意深が重要です。
水や炭酸水のボトルならさっと洗うだけで大丈夫です。
その後、流水(お湯)でボトル内の洗剤を完全にすすぎ落とし、きちんと水切りしてペットボトルを自然乾燥させます。
ボトルを逆さまにして、空気が通る清潔な場所で行うことが理想で、完全に乾燥したことを確認できたら、ペットボトルへの移し替えの準備はOKです。
日本酒をペットボトルで長期保存するポイント
日本酒をペットボトルに移し替えて長期保存するには、3つの重要なポイントがあります。
温度管理
日本酒は冷暗所での保管が基本ですが、ペットボトルに移し替えた場合は、冷蔵庫内での一定の温度での保管が理想です。
日光から遮蔽
日本酒は日光(紫外線)にも影響を受けるので、日に当たる場所には置けません。
家の中でも、照明の影響を受けることがあるため、冷蔵庫保管することが大切です。
酸化を防ぐ
冷蔵庫に保管する際でも、日本酒はなるべく立てて保管しましょう。
立てることでキャップに日本酒が直接触れず、味の劣化を防ぎます。
長期保存といっても品質は変化するため、開封後は1ヶ月以内には飲み切るようにするのがいいでしょう。
ペットボトルで保存した日本酒:味の変化について
ペットボトルでの保存中の日本酒の味の変化は、酸化や温度変化によって生じます。
移し替えるために開栓した日本酒は、できるだけ早めに飲み切るのがおすすめですが、もし長期間放置してしまい味が変わったという場合でも、捨てる必要はありません。
もし味が変わったとしても、飲めないことはないので、その味わいを楽しむか、全く別の使い方で楽しむ方法もあります。
例えば、料理に使ったり、お風呂に入れて日本酒風呂を楽しむこともできますよ。
日本酒はペットボトルに移し替えて保存してもいい?:まとめ
この記事のポイントをまとめます。
- ペットボトルは気密性が高く、日本酒の酸化を遅らせる
- 重いガラス瓶と比べて、ペットボトルは取扱いが容易
- 日本酒の種類によってはペットボトル保存が適さない場合もある
- 開封後は速やかに消費し、鮮度の劣化を防ぐ
- ペットボトル使用前の洗浄と消毒が品質維持の鍵
- 日本酒の量に合わせてペットボトルの容量を選ぶ
- 火入れ処理された普通酒や本醸造酒はペットボトル保存に適している
- 保存温度は5℃から10℃が理想で、冷蔵庫での保管がおすすめ
- 日本酒をペットボトルに移し替える際は、じょうごを使い静かに注ぐ
- 長期保存を考慮する場合、小容量のペットボトルを選択することが有効
- 味が変化した日本酒は、料理や日本酒風呂で楽しめる