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マルスウイスキー3&7の評価が気になっていませんか?
この記事では、実際の味わいや評価をはじめ、飲み方のポイントまで、初めて手に取る方にもわかりやすく「マルスウイスキー3&7とはどのようなウイスキーなのか」を詳しくご紹介します。
マルスウイスキー3&7は、本坊酒造のウイスキーの中でも特に親しみやすい価格帯と品質のバランスが魅力で、信州蒸留所(現在は駒ヶ岳蒸留所)で育まれた自然の恵みを活かし、丁寧に造られています。
また、本坊酒造は、かつて竹鶴政孝と深い縁を持った岩井喜一郎が支えた歴史を持ち、その技術と情熱を今もなお受け継ぎながらウイスキー造りを続けています。
さらに、ハイボール、ロック、水割りなどさまざまな飲み方の提案に加え、ウイスキーと相性抜群なおすすめペアリングについてもご紹介します。

これから日常に取り入れやすいウイスキーを探している方、またマルスウイスキーに興味を持ち始めた方にとって、きっと参考になる内容ですので、ぜひ最後までご覧ください。
- マルスウイスキー3&7の基本情報や名前の由来、使用されている原酒について
- 実際の味わいの特徴や、ハイボールやロックなどのおすすめの飲み方
- 信州蒸留所(現・駒ヶ岳蒸留所)の環境や、本坊酒造と竹鶴政孝との歴史的な関わりについて
- 日常で楽しめるペアリング例や、マルスウイスキー3&7のコストパフォーマンスの高さ
マルスウイスキー3&7の評価と基本情報

出典:本坊酒造株式会社 公式
- マルスウイスキー 3&7 とは
- マルス信州蒸留所は「マルス駒ヶ岳蒸留所」へ
- 本坊酒造のウイスキー:その歴史を探る
- おすすめは?ラインナップを紹介
- ウイスキー製造の父「竹鶴政孝」との関わり
マルスウイスキー3&7とは

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マルスウイスキー「3&7」は、本坊酒造が手掛けるブレンデッドウイスキーです。
名前の由来は、3年以上熟成させたグレーンウイスキーと7年以上熟成させたモルトウイスキーを使用していることにあり、このバランスの取れたブレンドにより、手頃な価格ながらも深みのある味わいが特徴です。
特に注目すべきは、ホワイトオーク樽によるウッディーな香りで、バーボンを思わせる香りと、控えめながらも心地よいピート香が後味に残ります。
マルスウイスキー3&7は、ハイボールにすると爽やかで飲みやすく、食事とも相性が良いウイスキーです。
マルス信州蒸留所は「マルス駒ヶ岳蒸留所」へ

出典:本坊酒造株式会社 公式
マルスウイスキー3&7を造るマルス信州蒸留所は、今年(2024年)マルス駒ヶ岳蒸留所に名称が変更となりました。
この蒸留所は長野県の中央アルプス駒ヶ岳山麓に位置し、標高798メートルという日本でも珍しい高地にあり、この高地ならではの冷涼な気候と、ミネラル豊富な軟水が、ウイスキーの熟成に理想的な環境となっています。
特徴は、自然環境を最大限に活かしたウイスキー造りで、澄んだ空気と清らかな水源を利用し、独特のまろやかさと透明感のあるウイスキーを生み出しています。
また、季節ごとの気温差がウイスキーの熟成に影響を与え、他の蒸留所では得られない風味を作り出すことができます。
本坊酒造のウイスキー:その歴史を探る
本坊酒造は、1909年に兄弟3人で創業した本坊兄弟商会から始まり、当初は焼酎の製造からスタートしました。
しかし、1949年にウイスキーの製造免許を取得し、ウイスキー製造に本格的に乗り出すことになります。
ウイスキー製造の拠点として最初に選ばれたのは鹿児島でしたが、その後、ウイスキーの品質をさらに追求するため、1960年に山梨県に新たな蒸留所を設立しました。
その後、1985年には長野県の中央アルプス駒ヶ岳山麓に「マルス信州蒸留所」を開設。
この蒸留所は、冷涼な気候と良質な水源というウイスキー造りに最適な条件を備えており、前述の通り現在は「マルス駒ヶ岳蒸留所」と名称を変えて、マルスウイスキーのブランドを支える主要な拠点となっています。

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おすすめは?ラインナップを紹介
マルスウイスキーには、さまざまなラインナップが用意されており、飲み方や好みに応じて選べる楽しさがあります。ここでは、初めての方にもわかりやすく、主なシリーズを紹介します。

まず、手頃な価格でウイスキーを楽しみたい方には「マルスウイスキー 3&7」がおすすめ。
爽やかなウッディーな香りと飲みやすさが特徴で、日常使いに最適な一本と言えます。
次に紹介したいのが、「ツインアルプス」。
このウイスキーは、中央アルプスと南アルプスの雄大な自然をイメージして作られており、バニラのような甘さとやさしい口当たりが魅力です。
特に、甘みのあるウイスキーが好みの方におすすめしたい一本です。
さらに、ウイスキー好きな方には「マルスモルテージ 越百(コスモ)」が人気。こちらはモルト原酒を中心にブレンドされた、豊かな香りと重厚感のある味わいが楽しめます。ストレートやロックでじっくり味わうのに向いており、特別な日の一杯にも適しています。
一方、コストパフォーマンスを重視する方には「マルスウイスキー エクストラ」も選択肢の一つです。1.8リットルの一升瓶で販売されているため、大人数での集まりや家飲み用に重宝されます。軽やかな味わいで、気軽に楽しみたいときに向いています。
このように、マルスウイスキーのラインナップは非常に幅広く、予算や好みに合わせて選べる点が魅力です。ただし、それぞれ味わいや香りに個性があるため、初めて購入する際は、自分の好みや飲み方に合った一本を選ぶことが大切です。
どのウイスキーも特徴がしっかりしているため、飲み比べてみるのも楽しいでしょう。選ぶ楽しさと、飲む喜びの両方を感じられるのが、マルスウイスキーの魅力と言えます。
ウイスキー製造の父「竹鶴政孝」との関わり
本坊酒造と竹鶴政孝との関わりは、日本のウイスキー史において重要なエピソードの一つです。
竹鶴政孝は日本のウイスキー製造の父とも言われる人物で、スコットランドに留学して本場のウイスキー製造技術を学びました。この留学を実現させたのが、当時竹鶴の上司であり、摂津酒造で共に働いていた岩井喜一郎です。

岩井氏は、竹鶴政孝の才能を見抜き、日本にも本格的なウイスキーをもたらすべく、竹鶴をスコットランドへ送り出しました。
帰国後、竹鶴が提出した「ウイスキー実習報告書」(竹鶴ノート)は、その後の日本のウイスキー製造に大きな影響を与えることになります。
竹鶴政孝はその後ニッカウヰスキーを創業しますが、岩井氏は本坊酒造へと移り、ウイスキー製造に尽力しました。
この二人の繋がりがあったからこそ、本坊酒造のウイスキーにもスコットランドの伝統技術が受け継がれ、今日のマルスウイスキーの基盤が築かれたと言えるでしょう。
マルスウイスキー3&7の評価と味わいをレビュー

- 味わいの評価:まずい?うまい?
- 魅力を引き立てるおすすめの飲み方
- 気になる価格:コスパをチェック
- マルスウイスキーに合うペアリングを紹介
味わいの評価:まずい?うまい?
マルスウイスキー「3&7」の味わいについては、「うまい」と感じる人が多い一方で、好みが分かれることもあります。特に、クセの強いウイスキーを好む方にはやや物足りなく映るかもしれません。
「3&7」の特徴は、何といってもそのすっきりとした飲み口と軽やかなウッディーな香り。
バーボンを思わせるオーク樽の風味が程よく効いており、ピート香も控えめなので、全体的に飲みやすい仕上がりになっています。
このため、普段ウイスキーに馴染みのない方や、ハイボールで気軽に楽しみたい方からは「うまい」という高評価を得やすいです。
一方で、重厚なスモーキーさや複雑な味わいを求めるウイスキー愛好家にとっては、ややシンプルすぎると感じる場合があります。
このため、「まずい」というよりも、「深みが足りない」といった声が一部で見られます。

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例えば、アイラモルトのような強烈なピート香を期待して飲むと、物足りなく思うかもしれません。しかし、あくまで日常的に楽しめるライトなウイスキーとして位置づければ、十分満足できる味わいです。
このように、マルスウイスキー「3&7」は、ウイスキー初心者や軽やかな味わいを求める方にはうってつけの一本であり、あらかじめどのようなスタイルのウイスキーなのかを理解して選ぶことで、「うまい」と感じる可能性が高まります。
魅力を引き立てるおすすめの飲み方
マルスウイスキー「3&7」は、バランスの取れた味わいから、さまざまな飲み方で楽しむことができます。
ハイボール
まず、オススメなのが「ハイボール」で、ウイスキーのウッディーな香りが炭酸水と相性が良く、爽やかでスッキリとした飲み心地になります。
特に、食事と合わせる場合、ハイボールにすることで軽やかさが加わり、脂っこい料理ともバランスが取れるでしょう。


ロック
また、ロックで楽しむのも味わい深く、氷で冷やされることでウイスキーの甘さと香りが一層引き立ち、クリーミーな余韻をじっくりと味わうことができます。
さらに、ゆっくりと氷が溶ける過程で味わいの変化も楽しめます。
水割り・ストレート
最後に、水割りやストレートもおすすめです。
水割りは、アルコール感がさらに和らぎ、優しい口当たりになるため、ウイスキー初心者に向いています。
また、ストレートでは、そのままの風味をダイレクトに楽しむことができ、ウイスキーの細かい香りや味わいの違いを感じることができるでしょう。


気になる価格:コスパをチェック
マルスウイスキー「3&7」は、販売店によって異なりますが、本坊酒造の公式ショップでは720mlボトルが1,628円(税込)。リーズナブルな価格帯にもかかわらず、クオリティの高い味わいを楽しめる点で非常にコスパが優れています。

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特に、ウッディーな香りや程よいピート香など、本格的なウイスキーの風味を持ちながら、価格を抑えている点が大きな魅力で、同価格帯の他のウイスキーと比較しても、バランスの取れた味わいや飲みやすさにおいて優れています。
さらに、ハイボールやロックなど、どの飲み方でも楽しめるため、汎用性も高く、日常的に飲むウイスキーとして非常にお得です。
そのため、手頃な価格でありながら、満足感のあるウイスキーを求める人にとっては、マルスウイスキー「3&7」は非常にコストパフォーマンスが高い選択肢と言えるでしょう。
マルスウイスキーに合うペアリングを紹介
マルスウイスキー「3&7」は、その爽やかで軽やかな味わいから、幅広い料理と相性が良い特徴を持っています。ここでは、特におすすめしたいペアリングを具体的に紹介します。
まずおすすめなのが、揚げ物との組み合わせ。
例えば、唐揚げやフライドポテトなど油を多く使った料理は、ウイスキーのウッディーな香りと炭酸を加えたハイボールによって、口の中をさっぱりとリセットしてくれます。
次に試してほしいのが、チーズを使ったおつまみ。
特に、クセの少ないカマンベールチーズや、マイルドなゴーダチーズがおすすめです。
ウイスキーのやわらかい甘みとチーズのコクがバランス良く調和し、お互いの風味を引き立て合います。
クラッカーにチーズを乗せて簡単なおつまみを作るだけでも十分に楽しめます。

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また、ガーリックを効かせた料理もよく合います。例えば、ガーリックシュリンプやにんにくたっぷりのもつ鍋など、パンチのある味付けの料理と合わせると、ウイスキーのクリアな飲み口が力強い味わいをスッと引き締めてくれます。
さらに、甘いものとも相性も良く、例えば、ミルクチョコレートのような控えめな甘さのお菓子は、ウイスキーのまろやかな香りと優しく溶け合い、デザート感覚で楽しめます。ただし、ビター系のチョコレートよりは、甘みがやや強いものを選んだ方がバランスが取りやすいでしょう。
このように、マルスウイスキー「3&7」は、食事系からスイーツ系まで幅広いペアリングを楽しめるので、シーンに応じてさまざまな組み合わせにチャレンジしてみてください。選び方ひとつで、ウイスキーの楽しみ方がさらに広がります。
マルスウイスキー3&7の評価:まとめ
この記事のポイントをまとめます。
- 3年以上熟成のグレーンと7年以上熟成のモルトをブレンドしている
- ホワイトオーク樽由来のウッディーな香りが特徴
- 後味に控えめなピート香が感じられる
- 価格帯は1,000円台と非常にリーズナブル
- ハイボールにすると爽やかで飲みやすい
- 食事との相性が良く、特に揚げ物や濃い味の料理に合う
- ストレートではすっきりとしたクリアな味わいを楽しめる
- ロックではクリーミーな甘みと香りが引き立つ
- ウイスキー初心者でも挑戦しやすい味わい
- 飲み口が軽くクセが少ないため万人受けしやすい
- マルス駒ヶ岳蒸留所の冷涼な環境で熟成されている
- 本坊酒造の歴史と竹鶴政孝との関係が背景にある
- ツインアルプスや越百(コスモ)など他ラインナップも豊富
- コストパフォーマンスに優れ、常飲用にも向いている
- 甘みのあるチーズやミルクチョコレートとも好相性