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グレンターナーは「まずい」と検索されることがある一方で、実は多くの人に愛されているウイスキーです。
グレンターナーは、フランス資本のラ・マルティニケーズ社が所有するグレンマレイ蒸留所で製造されるシングルモルトウイスキーで、その特徴的な味わいと手頃な価格が魅力で、ウイスキー初心者からも高い評価を受けています。
この記事では、グレンターナーの実際の味わいと評価を詳しくご紹介し、12年やカスクフィニッシュなどのラインナップや価格帯についても触れながら、より美味しく楽しむための飲み方やおすすめポイントをお伝えします。
- グレンターナーの味わいと評価の実際の印象について
- グレンターナーのラインナップと価格帯
- グレンターナーの製造元である蒸留所の背景
- グレンターナーに合う飲み方や楽しみ方
グレン ターナーがまずいと感じる理由とは何?
- グレンターナーはどんなウイスキー?
- グレンターナーの蒸留所について
- グレンマレイとグレンターナーの関係
- グレンターナーのラインナップと価格
- 味わいの特徴と評価:美味しいの声
グレンターナーはどんなウイスキー?
グレンターナーは、フランスのラ・マルティニケーズ社が所有するグレンマレイ蒸留所で製造されているシングルモルトウイスキーです。
シングルモルトながら比較的リーズナブルな価格で魅力で、ウイスキー初心者から愛好家まで幅広い層に支持されています。
華やかな香りとフルーティーで軽やかな味わいで、スムースな口当たりを持ち、シトラスや花の香りが楽しめるのが特徴です。
これに加え、シリーズごとに異なるカスクフィニッシュ(樽での後熟)が施されているため、バーボン樽やシェリー樽、ラム樽などの個性が風味に深みを与えています。
グレンターナーの蒸留所について
グレンターナーを生産しているのは、スペイサイド地域に位置するグレンマレイ蒸留所。
この蒸留所は1897年に創設され、元々ビール工場であった場所を改装して建設されました。現在はフランスのラ・マルティニケーズ社が所有していて、「ラベル5」などのブレンデッドウイスキーのキーモルトの製造元としても知られています。
グレンマレイ蒸留所では、スペイサイド特有の柔らかくフルーティーなウイスキーが生み出されており、設備も近代化。発酵や蒸留、熟成に至るまでの工程は最新の技術によって管理されており、生産効率が高められています。
グレンマレイとグレンターナーの関係
グレンマレイとグレンターナーは、同じグレンマレイ蒸留所で生産されるウイスキーです。
グレンターナーは、グレンマレイ蒸留所がラ・マルティニケーズ社の管理下に置かれてから誕生したブランドで、特徴は、グレンマレイのモルト原酒をベースとしながらも、異なる熟成方法やカスクフィニッシュ(後熟)を施すことで、独自の個性を持たせている点。
たとえば、バーボン樽やポートカスク、ラムカスクなど、異なる樽で仕上げることで、風味や香りの幅が広がり、グレンマレイの伝統に新しいスタイルが加わっています。
グレンマレイとグレンターナーは、使用される原酒の特徴こそ似ていますが、グレンターナーは独自のカスクフィニッシュによって、他にはない独自の味わいが楽しめるブランドとして多くのウイスキー愛好者に支持されています。
グレンターナーのラインナップと価格
グレンターナーは、いくつかのラインナップがあり、価格も比較的手頃なため、シングルモルト初心者から愛好家まで幅広い層に選ばれています。
主なラインナップには、スタンダードな「グレンターナー 12年」、特別なカスクで後熟された「グレンターナー ポートカスクフィニッシュ」「グレンターナー シェリーカスクフィニッシュ」などがあります。
▪️ラインナップと価格
ラインナップ | 容量 | 価格(税込) |
グレンターナー 12年 | 700ml | 4,290円 |
グレンターナー シェリーカスク・フィニッシュ | 700ml | 3,300円 |
グレンターナー ポートカスク・フィニッシュ | 700ml | 2,860円 |
グレンターナー 12年
「グレンターナー 12年」は、バーボン樽で最低12年間熟成されたもので、柑橘系のフルーティーな香りと華やかな風味が特徴。
価格は約4,290円(税込)で手に入れることができ、シングルモルトウイスキーとしてはコストパフォーマンスが良いとされています。
「 グレンターナー ポートカスクフィニッシュ」や「グレンターナー シェリーカスクフィニッシュ」は、バーボン樽での熟成後にポートワインやオロロソ・シェリーの熟成樽で後熟されており、ユニークな甘みやスパイス感が楽しめます。
グレンターナー シェリーカスクフィニッシュ
バーボンの熟成樽で約3年間熟成させた後、更にオロロソ・シェリーの熟成樽で約1年間の後熟を経ているので、オロロソ・シェリー樽由来のドライフルーツとマイルドなスパイスの風味を感じることが出来ます。香りは、ベリー系のフルーツ香が豊かで、キャラメルの様な甘い香りも僅かに感じられ、フレーバーはスパイシーさとフローラルさ、最後にドライフルーツの甘味が長く後を引きます。
引用:MEIDI-YA 公式
グレンターナー ポートカスクフィニッシュ
バーボンの熟成樽で約4〜5年間熟成させた後、更にポートワインの熟成樽で約1年間の後熟を経ています。香りは、バーボン樽由来のバニラ香の後に、レーズンやナッツが感じられ、スパイシーさとドライフルーツの甘味がバランス良い味わいです。トウニーポート樽による後熟により、キャラメルと杏の甘さが後を引きます。
引用:MEIDI-YA 公式
このように、グレンターナーはラインナップが揃い、どれも手に取りやすい価格帯であることから、ウイスキー初心者の入門用としてもおすすめです。
味わいの特徴と評価:美味しいの声
グレンターナーは、フルーティーで華やかな香りと、バランスの良い味わいで「美味しい」という声が多く寄せられているウイスキーです。
味わいの特徴は、スペイサイドモルトならではのフローラルなアロマと柑橘系の爽やかな香りで、これは、グレンターナーが用いるバーボン樽やワイン樽での熟成が影響していて、ウイスキーの奥深い風味に仕上がっています。
特に人気の「12年」は、スムースでドライな口当たりに、柑橘系の果実とハチミツの甘さが調和し、「コスパの良いシングルモルト」として評価されていて、口コミでも「この価格でこのクオリティは驚き」「華やかな香りで飲みやすい」との声が多く、ウイスキー初心者から愛好家まで幅広い層に支持されています。
また、グレンターナーのカスクフィニッシュシリーズも好評です。ポートカスクやシェリーカスクで後熟させることで、レーズンやトロピカルフルーツのような甘みが加わり、複雑な風味を楽しめるようになっています。
全体的にグレンターナーは、「価格以上の価値がある」「日常的に楽しみやすいウイスキー」として高く評価されています。シングルモルトの入門としてはもちろん、手頃な価格でカスクフィニッシュの多様な風味を試してみたい方にもおすすめです。
グレン ターナーはまずい?人気の理由と受賞歴
- グレンターナーの受賞歴
- グレンターナーを味わう:おすすめ飲み方
- グレンターナーと料理のペアリング
- カスクフィニッシュの特徴と楽しみ方
- グレンターナーの口コミと評判
グレンターナーの受賞歴
グレンターナーは、その品質と味わいが国際的に高く評価され、いくつかの重要な賞を受賞してきました。これにより、コストパフォーマンスの高いシングルモルトウイスキーとしての評判を確立しています。
グレンターナーのラインナップの中で、特に高い評価を受けているのは「グレンターナー ヘリテージ ダブルカスク ポートカスク フィニッシュ」で、この銘柄は、2020年のインターナショナルスピリッツチャレンジ(ISC)で金賞を受賞。
さらに、2022年の東京ウイスキー&スピリッツコンペティション(TWSC)では、「グレンターナー12年」がベスト・コストパフォーマンス賞<シングルモルト部門>を受賞しています。
これらの受賞歴は、グレンターナーの品質と味わいが国際的に認められている証といえるでしょう。
グレンターナーを味わう:おすすめ飲み方
グレンターナーは、シングルモルトながらも手頃な価格帯で、気軽にさまざまな飲み方を楽しめるのが魅力です。おすすめの飲み方は、ストレート、ロック、そしてハイボール。
ストレート
ストレートで飲む場合、グレンターナーの華やかな香りや果実味がしっかりと感じられ、各カスクフィニッシュの特徴もより明確に味わえます。
ロック
ロックで楽しむ場合は、時間が経つごとに少しずつ氷が溶けることで、香りや味わいがまろやかになり、スムースな口当たりが楽しめます。
特にポートカスクやラムカスクフィニッシュなど、甘さやスパイシーさのバランスが変化するので、ゆっくりと時間をかけて飲むのに適しています。
ハイボール
ハイボールもグレンターナーの楽しみ方の一つです。
ハイボールにすると、フルーティーで軽やかな風味がより引き立ち、爽やかな飲み心地になります。
カジュアルに楽しめるため、ウイスキー初心者にもおすすめ。
また、ウイスキー特有の重さが軽減され、食事と一緒に飲む際にも相性が良い飲み方といえるでしょう。
グレンターナーと料理のペアリング
グレンターナーは、そのフルーティーで華やかな味わいから、料理とのペアリングも楽しめるウイスキーです。特に、ポートカスクフィニッシュやラムカスクフィニッシュは、甘味やスパイスの香りがあるため、甘辛い料理や濃厚なソースを使った料理とよく合います。
例えば、照り焼きチキンやグリルした赤身肉と合わせると、肉の旨味とウイスキーのフルーティーな甘さが絶妙にマッチします。
シーフード料理との相性も良く、柑橘系の香りを持つグレンターナー 12年は、レモンを効かせた魚料理やカルパッチョと合わせると、爽やかさが増して食欲が引き立ちます。
特にハイボールで楽しむと、ウイスキーの風味が料理に寄り添い、食中酒としても活用しやすくなります。
また、チーズやドライフルーツとも相性が良いため、軽いおつまみとしてこれらを選ぶと、グレンターナーの華やかな香りや甘さが一層引き立ちます。
カジュアルなホームパーティーなどで、さまざまな料理と合わせて楽しむのもおすすめです。
カスクフィニッシュの特徴と楽しみ方
グレンターナーの魅力の一つは、複数のカスクフィニッシュを用いたウイスキーがラインナップにあることです。
カスクフィニッシュとは、通常の熟成が完了した後に別の樽で一定期間追加熟成を行い、風味を豊かにする手法。
グレンターナーには、ポートカスクやシェリーカスクでフィニッシュしたものがあり、それぞれのカスクが異なる味わいを生み出します。
ポートカスクフィニッシュでは、甘みのあるレーズンやドライフルーツの香りが強調され、滑らかで濃厚な味わいが楽しめ、シェリーカスクフィニッシュは、マイルドなスパイスとベリー系の風味が感じられ、より複雑な味わいを楽しめます。
それぞれのカスクフィニッシュの特徴を引き立てるためには、ストレートやロックでじっくりと味わうのがおすすめ。また、飲み比べをすることで、各カスクによる微妙な風味の違いがより一層楽しめます。
カスクフィニッシュは、ウイスキーに独特の個性を与えるため、グレンターナーの奥深い味わいを知る良い機会にもなるでしょう。
グレンターナーの口コミと評判
グレンターナーは、リーズナブルな価格と複数のカスクフィニッシュによる豊かな風味で、幅広い層から好評を得ているウイスキー。
口コミでは、その手頃な価格からは想像できないほどのクオリティが評価されていて、「コスパ最強」という声が多く見られます。特に、フルーティーで華やかな香りや、各カスクフィニッシュの特徴的な風味が楽しめる点が魅力として挙げられています。
一方で、「やや物足りない」「複雑さには欠ける」との意見もあり、熟成度の高いウイスキーに慣れている人にとっては物足りなさを感じることがあるようです。
しかし、ウイスキー初心者や普段ブレンデッドウイスキーを飲む人には、シングルモルトの入門として適していると好評です。
また、カスクフィニッシュにより異なる風味が楽しめるため、複数のボトルを購入して飲み比べる楽しみがある点も口コミで好評。「ポートカスクの甘さが好き」「ラムカスクのトロピカルな香りが良い」といった個別のフィニッシュに対する好みも多様で、各ボトルに独自のファンがいます。
総合的に見ると、グレンターナーはコストパフォーマンスが高く、初心者にも飲みやすい一方で、ウイスキー愛好者にとっても独自のカスクフィニッシュで新鮮な楽しみを提供してくれるブランドだといえるでしょう。
グレン ターナーがまずいと言われる理由と実際の評価
- グレンターナーはグレンマレイ蒸留所で製造される
- 比較的リーズナブルな価格設定で初心者にも手が出しやすい
- フルーティーで華やかな香りが特徴のスペイサイドモルトである
- 柑橘系や花の香りが楽しめ、軽やかな味わいがある
- シリーズごとに異なるカスクフィニッシュを施している
- ポートカスクやラムカスクなどで後熟し、風味の幅が広い
- 「まずい」という意見には風味の軽さが理由とされることが多い
- ウイスキーに深いコクを求める人には物足りなさを感じさせることもある
- スムースでドライな口当たりで「飲みやすい」との評価が多い
- 価格以上のコストパフォーマンスが魅力として評価される
- カスクフィニッシュの種類が豊富で、各ボトルに独自のファンがいる
- ハイボールで飲むと軽やかで爽やかな飲み口が引き立つ
- 入門用として手頃なシングルモルトとして人気がある
- ストレートで飲むとカスクフィニッシュごとの風味がよくわかる
- 総じて、グレンターナーは「まずい」よりも「美味しい」との評価が多い